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じゃりんじゃりん稼ぐぜッ!ヒーローバンク! [ゲームとか]

セガから今年3月20日に発売された男児向けゲーム「ヒーローバンク」
ゲームの他、アニメ(現在第10話まで)、漫画(主にコロコロ)でもメディア展開されている男児向けゲームです。
(大切な事なので二回言いました。)



このゲーム、キャラクターのデザインや勢いなどなどは完全に男の子受けを狙っているのですが、
ストーリーがアレなのです。



その大まかなストーリー(目的)は、
悪堕ちした友人とその背後の悪をぶちのめし、
100億円の借金を返済する。
というもの。

勧善懲悪は少年ゲームの王道だから問題なし。問題なのはその後「100億円の借金を返済する」のところ。
返済する」ということは、とどのつまり、
100億円の借金を背負うのである。
闇金ウシジマくんでも見たことねぇぞそんな額
仮にも物語の主人公がですよ、しかもまだ小学五年生(ゲーム上の主人公の設定)が!
しかも背負わせた相手が敵ではなく味方(?)ポジションであろう人物からである。
状況が状況だったせいもあるが。



また、ストーリー展開も生々しく、(児童向けゆえややライトになっているが)

開発による海の汚染
大手美容院によって倒産させられる床屋
同級生を金づるにする悪徳女子小学生
お金は汗水たらして働いて手に入れるもの(これはどちらかというと教訓みたいなもの)
小学生が詐欺に遭う
小学生がお金について真剣に考える
ラスボスが吸血鬼でもなく究極生命体でもなく、「普通の人間」のプログラマー

その他もろもろお金にまつわるトラブルなどなどが発生します。
もちろんシステム的にも「金銭管理」や「金儲けの方法」などが取り入れれられており、「お金」がテーマとはいえちょっとやりすぎ感がします。(私的には)

「お金」がテーマのゲームは他にも存在する。
2006年に任天堂から発売された「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」もその一つ。
こちらは「町へ入る為の関所」「あいさつ料」「商品の値段交渉」など登場人物の殆どが金の亡者であり、
おまけに「お金がゼロになると死ぬ」という非常にブラックなもの。
お金がテーマのゲームはどれもこれも危ないものばっかりである。



ただ、少年ゲームの王道はしっかりと押さえてあるので、お金の生々しさに目をつぶれば「ちょっと変わった王道RPG」として楽しむことができます。
(ちょっと変わったの地点で王道も何もない)
システムは結構複雑ですが(最近のRPGはだいたいこう)



男児向けゲームではあるが、「お金」と相談して冒険、そして戦うということで、ゲーム慣れした玄人も初見で頭を悩ませるであろう「ヒーローバンク」。
興味がある方は買ってみてはどうでしょうか。


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